Microman
『ミクロマン』は、タカラが1974年に展開を始めた日本のSF玩具シリーズです。約10cmの可動フィギュアでありながら、単なる縮小されたヒーローではなく、ミクロアースから来た小さなサイボーグたちの“実物大”として設定された点が大きな特徴でした。彼らは地球では玩具の姿に身を隠している存在とされ、子どもたちがその秘密の世界に参加するような遊び方が生まれました。シリーズにはフィギュアだけでなく、ビークル、基地、ロボット、武器やアクセサリーが用意され、互換性のあるパーツ遊びも魅力のひとつでした。コンパクトなサイズは日本の住環境にも合い、後のマイクロチェンジやトランスフォーマーにつながる玩具史の流れの中でも重要な存在です。コレクションテーマとしては、クリアボディ、メッキパーツ、精密な小型メカ、そして小さな世界に広がるSFロマンが大きな魅力です。
ミクロアースの崩壊後、ミクロマンたちは冬眠カプセルに乗せられて宇宙へ放たれ、長い時を経て地球へたどり着きます。謎の元素αH7の影響を受けた彼らは、小さなサイボーグとして目覚め、人間の世界では玩具の姿に身を隠します。彼らはビークルや基地、優れた科学力を使い、失われた故郷の生存者を探しながら、新たな避難場所となった地球を調査していきます。やがてその行動は、仲間を救い、地球を守り、ミクロアースと同じ悲劇を繰り返させないための秘密の戦いへとつながっていきます。
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